原作は連作短編集「第三の時効」(著者/横山秀夫 集英社文庫)所収の同名小説。仲村が演じるのは強行犯捜査係一課班長で、“青鬼”の異名を持つ孤高の刑事・朽木泰正。県警の検挙率トップを誇る、その一班に対抗心を燃やすのは、通称三班の班長・村瀬恭一。朽木とは対照的に、本能と直感を武器に捜査する村瀬刑事を、岸谷五朗が演じている。『沈黙~』『~反転』それぞれ事件を追う姿をとおして、ふたりの刑事の関係やバックボーン、警察組織内部の対抗意識などが鮮明に描き出される。<文中、敬称略>
岸谷五朗さんと仲村の、これまでの横山秀夫作品でのご縁は決して浅いものではない。放送までに展開予定の続報もキャッチしていただくと、ドラマの味わいにさらに深みが増すことだろう。
『横山秀夫サスペンス 沈黙のアリバイ』、『横山秀夫サスペンス モノクロームの反転』はテレビ東京【月曜プレミア8】で放送予定。
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テレビ東京(TX)